【スプリングセミナー2026】HAN-KUN(湘南乃風)さんスペシャルインタビュー
湘南乃風のメンバーとしても活動する唯一無二のヴォイスマジシャンHAN-KUNさんが、バンタンミュージックアカデミー POWERED BY ユニバーサル ミュージックのスプリングセミナーに登壇!
長年、音楽業界を牽引するトップアーティストが、未来の音楽業界を担う若者たちへメッセージを贈りました。
【1. スプリングセミナーを終えての感想】
―― 本日の「スプリングセミナー」の感想を教えてください。
HAN-KUNさん(以下同): 「めちゃめちゃ楽しかったですね。こういうお仕事をさせてもらうのが初めてで、どこかに不安もありながら、楽しみの方が勝るという機会でした。この年になって『初めて』というものが少なくなっていく中で、その初めてが、未来に向かっていく子たちの心に問いかける時間であるということは、こんなにも有意義で大切だなと感じました」
―― 質疑応答も盛り上がりました。
「純粋な気持ちで答えることが大切だと思ったので、その場で聞かれたことに真っ直ぐ答えて、思ったことを口に出してからまたその言葉を追いかけるように思いを紡いでいくという、そういう感じでした。ライブも、自分がしたことのないスタイルでした。レゲエの文化を説明しながら歌うことは、自分にとってはすごく挑戦的でしたが、楽しくできたので、今後、自分のひとつの方法論として加わったらいいなと思いました」
【2. 受講生にいちばん伝えたかったこと】
―― 音楽を続けるのに必要なことは?
「好きという思い、情熱一択だと思います。技術はもちろんですが、才能やセンスを凌駕するのは想いです。好きという気持ちを公言しないとやり続けていけないと思います。好きという気持ちがあっても、挫けるときもあるかもしれません。それでも、大切なのは好きという情熱です」
―― ご自身も「好き」という気持ちが、音楽活動の原動力になっていますか。
「そうですね、好きという気持ち、最初の衝動ですよね。経験も時間も重ねていけばいくほど尊いものになるし、あえて『超える』ことを目指して今も頑張っているんじゃないかなと思います。情報もスキルも全部あの頃より磨かれているはずなのに、あの時の感動を超えられないのは、『もっと探究しろ』『もっと好きであれ』と思い続けるための、自分が自分に示している道標なのかなと思ったりもします。とは言いつつ、早く超えたいですね!」
【3. 音楽業界で活躍するために必要なマインド】
―― 現場で活躍する人に必要なスキルやマインドはどのようなものだと思われますか?
「歌を歌う人であれば歌いきれること、演奏する人なら演奏ができること、これは大前提です。でも、技術的に上手にできるということよりかは、そこに気持ちを乗せられるか、人に伝えられるか。伝えたい気持ちの強さ、重さが言葉に乗ったら、その言霊はどんなに上手い人よりも深く相手の人生に残るものになると思います」
―― 若いうちに経験しておいたほうがいいことは?
「失敗することと、挑戦することです。あとは、『後回し』にするのをやめたほうがいいんじゃないかなと思います。チャンスが来たら絶対にやったほうがいい、もう一回チャンスが来ることはなかなかないです」
【4. チームへのリスペクトと、自身が大切にする音楽性について】
――ソロでのご活躍はもちろん、グループの一員としての音楽活動も経験されてきたHAN-KUNさんですが、仲間やチームと向き合う上で大切にされていることはありますか?
「チームへのリスペクトが常に大事だと思います。本当に興味がないやつには言葉もかけません。どれだけチームで鼓舞し合って、ちゃんと向き合えるか。相手に可能性を感じ、理解を深めていくことが大切です。自分一人では見えない世界観を、自分以外の人は持っているはずです。自分を理解してくれる相手が見つかったら、その人を大切にすること。そうすれば一人では見えない世界にきっと行けるはずです」
―― グループで活動する難しさは?
「友達の延長線上で始まると、方向性の違いは生まれます。それはあって然るべきで、グループの幅にもなりえます」
―― 自身のマインドセットでは、どのようなことを意識していましたか?
「自分のスタイルは変えないこと。色んなアーティストがいると思いますが、浅知恵で勉強したジャンルよりも、自分自身のスタイルを貫いてきました。レゲエの、特にオーセンティックな表現を大切にしています」
【5. スクールライフへのアドバイス】
―― もしもHAN-KUNさんが、バンタンミュージックアカデミー POWERED BY ユニバーサル ミュージックに入学されるとしたら、どのように過ごされますか?
「多分、いちばん前の席でハイハイってずっと手を挙げていますね(笑)。めっちゃ質問しちゃうと思います。今の自分が入学したら、そうなります」
―― まだ音楽性や専門分野が決まっていないメンバーはどんなことを意識して学ぶと良いでしょうか?
「スクールライフをめちゃくちゃ楽しんだらいいと思います!
細かく決めなくていいから、まずは楽しんで。後で『何が楽しかったか』を逆算して選択するほうが、案外近道だったりします」
―― バンタンミュージックアカデミー POWERED BY ユニバーサル ミュージックに入る意味をどのように考えますか?
「バンタンミュージックアカデミー POWERED BY ユニバーサル ミュージックの強みは、音楽レーベルとの連携だと思います。特別顧問として布袋寅泰さんもいらっしゃいます。
音楽と向き合って結果を出すために走り続けても、通常ではアーティストと出会えることはなかなかありません。一歩目から、その環境で近しく感じられることはほぼないに等しいです。授業の一環として、あるいはイベントで、第一線で活躍する人たちの空気や所作を見られるのは提携しているいちばんの強みだと思います。個人的には、彼らの所作を観察して真似させてもらいます。同じ空間にいなければ味わえないこと、感じられないことがあると思います。それこそが、目指す業界への近道でありヒント。
自分が進学させてもらえるなら、そういった部分を楽しみにするんじゃないかなと思います。バンタンを選択した皆さんは、素晴らしいと思います。これからの世の中をリードしていくのは皆さんです。大切な一歩を踏み出す自分に誇りを持ってください!」
【PROFILE】
HAN-KUN (湘南乃風) 2003年、湘南乃風としてメジャーデビュー。「純恋歌」収録アルバムが60万枚超の大ヒットを記録、累計セールスは250万枚以上におよぶ。現在も全国のライブ・フェスで観客を魅了し、ソロアーティストとして唯一無二の歌声でシーンを牽引している。