バンタンはKADOKAWA(東証プライム上場)
のグループ会社です。
布袋 寅泰
映画『KILL BILL』のテーマ曲「Battle Without Honor Or Humanity」で世界的に評価され、David BowieやThe Rolling Stonesなど、世界的アーティストとも共演した日本を代表するギタリスト。
自分のキャリアを通じて、新しいミュージシャンたちに何かを伝えられることは、とても貴重な機会だと思っています。自分の経験したことしか伝えられないけれども、皆さんにエールを送れるような活動ができれば良いなと思います。
今も昔も音楽を愛する気持ちっていうのは、やはり基本の基です。時代が変わり、ツールやフォーマット、ビジネスの形態が進化しても、音楽そのものは変わらないと思います。良い音楽は残り、時代とともに変化し続け、それはさらに加速していくでしょう。例えば、AIなどの新技術が、これまで考えられなかったスピードでクリエイティビティを具現化しています。否定的に感じる部分もありますが、最も大切なのは楽しむことです。作る方も聴く方も、心が豊かになるような音楽やエンターテインメントの本質は、今後も変わらないと思います。
音楽は勝負ではなく、点数を取るものではありません。大切なのは、何かを探すワクワク感、探究心です。若いうちはそれが一番大事だと思います。自分が何を好きなのかを自分に問うことが、個性に繋がると思います。だから、他人のことは気にせず、世の中がこうだからといって、自分がそれに合わせる必要はない。むしろ、そこからはみ出た方がチャンスが開けると思っています。特に高校生や中学生は憧れもあるだろうし、どんな形でもその憧れに近づきたいと思うかもしれませんが、そこに近道はありません。まずは、自分の思うままで良いと思います。
藤倉 尚
音楽業界は情熱と創造力に満ちたフィールドです。変化のスピードも速く常に新しいアイディアや才能が求められています。皆さんが学ぶこの場所は音楽業界のグローバル・リーダーであるユニバーサル ミュージックもサポートに加わり、アーティストやクリエイターとして海外も視野に入れた成功を目指す方、そして音楽ビジネスの最前線で活動してみたい方、どちらの皆さんにも豊富なカリキュラムが用意されています。そして皆さんのこれからの挑戦や才能を存分に発揮するための知識やスキルを磨く環境であり、同じ志を持つ仲間と出会い、共に切磋琢磨する貴重な場所でもあります。アーティスト・ビジネスパーソンとしての成長には学びが不可欠です。ここでの学びを通じて皆さんの自己表現の幅を広げ、新しい音楽業界の未来を共に切り拓く仲間として、私たちも皆さんの挑戦と成長をサポートしたいと考えています。
夏野 剛
株式会社ドワンゴ代表取締役社長CEO
学校法人角川ドワンゴ学園理事
早稲田大学政治経済学部卒、東京ガス入社。ペンシルバニア大学経営大学院(ウォートンスクール)卒。ベンチャー企業副社長を経て、NTTドコモへ。「i モード」「おサイフケータイ」などの多くのサービスを立ち上げ、ドコモ執行役員を務めた。現在は近畿大学の特別招聘教授、情報学研究所長のほか、株式会社KADOKAWA取締役 代表執行役社長 CEO、株式会社ドワンゴ代表取締役社長、そして、トランスコスモス、グリー、USEN-NEXTHOLDINGS、日本オラクルの社外取締役を兼任。このほか経済産業省の未踏IT人材発掘・育成事業の統括プロジェクトマネージャー、内閣府クールジャパン官民連携プラットフォーム共同会長なども務める。
1945年に出版社として始まったKADOKAWAは、映画、アニメ、ゲーム、デジタルコンテンツと、時代に即した成長及び拡大を続け、現在は多彩なIP(インテレクチュアル・パロディ=知的財産)を創出しています。IPを継続的に作り出し、より多くの方に届け続けるには新たな才能を発掘し育てることが何より大切で、KADOKAWAの教育事業は会社の発展並びに業界の発展につながる重要な事業の一つです。バンタンは、KADOKAWAと同じように時代に即した成長と拡大を続けており、社会に近い教育方針を目指しています。最前線で活躍する現役のクリエイター講師から、属しているメンバー(生徒)にノウハウを伝承し、創業後、学生時代に実社会で培ったスキルを存分に発揮する。そういったサイクルを成立させています。教育機関ながら社会を発展させる一つのコミュニティと言え、キャリアを豊かにする仲間やネットワークをつくることができます。これからは自分の得意なモノは何かを知っている若者が求められます。また、自分の「好き」を持つ若者はとても強いです。そういった若者がバンタンで培った能力を発揮し、日本社会の発展に寄与し続けることを期待しています。